オーバーウォッチのシーズン7が終了し、シーズン8の開催が予定されています。
battle.netのフォーラムではすでにシーズン8の変更内容詳細が明かされているので、まとめていきたいと思います。
試合の質を高めるためマッチメイキングの変更
チームの最高レートのプレーヤーと、同じチームの最下位レートのプレイヤーの最大スキルレーティングの差が制限される。
例えばプレイヤーのレートが4500だった場合、同じようなレート帯のプレイヤーは少ないですよね。以前は、レートの低いプレイヤーを4500レートのプレイヤーと同じチームに割り当てるようなシステムでしたが、それが制限されるようです。
私もダイヤで味方にグラマスがきて、敵にマスターが3人が来るようなマッチングに何回も遭遇しましたが、そのあたりのレートシステムがより厳密になるみたいですね。
最大レート差1000以内でデュオできたり、チームでキューが入れられるシステムなので、プレイヤー人口とレートのバランスを取るのは難しいでしょうが、1月2日から調整が入るようです。
この変更はゴールドやプラチナなど人口の多いレート帯ではあまり実感がなさそうですね。
チーム内のスキルレート差が制限される
ブロンズ~ダイヤ | 1000 |
マスター | 500 |
グランドマスター | 250 |
ブロンズ~ダイヤは従来と同じですが、マスター、グランドマスターは更に差が縮まるようです。レート分布を考えると至極当然のことだと思います。
ダイヤモンド以上のプレイヤーに関するパフォーマンススキル評価調整の削除
私も知らなかったのですが、ダイヤモンド以上のレート帯では(ダイヤモンド含む)個人のパフォーマンススキル評価というのがされていたそうです。
試合に勝利すればレートが上がり、マッチを失うとレートが下がりますよね。このスキルの獲得する要素と、失われる要素というのは、さまざまな要因にもとづいて計算されていたそうです。
わかりやすい指標で言えばメダルですが、フォーラムで記されている以下の指標によれば、以下のとおりです。
これらの要素がダイヤ以上では撤廃される
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- 試合に勝つチャンスが50%を越える場合は、勝利時に得られるレートが少なくなり、敗北するとより多くのレートを失う。
- 合計の試合数が多いプレイヤーよりも、新規(回数の少ない)プレイヤーのほうがレートの上がり幅、下がり幅が広い
- システムの数学的上限が5000レートで、レートが上がるにつれて得られるレートよりも失うレートのほうが多くなる。
- パーソナルパフォーマンス(メダルなど?)内容は不透明
逆に言えば、ダイヤ以下のレート帯では上記のような計算システムが働いていることになります。
つまり、相手と自分は常に50%の実力で組まされるというわけではないということになります。
勝ちゲーがあれば負けゲーもあるわけで、勝ちをいかに掴むか?負けゲーをいかに勝ちゲーにするかというのがレートを上げるコツになるということです。
この調整の思惑としては、ダイヤモンド以上のレート帯のプレイヤーは「勝利のことだけを考えるべき」なので、その他の要素を考えて行動する必要をなくすためだそうです。
シーズン8はダイヤ以降が熱い
これらの変更を鑑みると、やはりダイヤモンド以降のレート帯が熱くなるのではないかと思います。
めちゃくちゃなマッチメイキングにあたったことが何回もあって、実力が均衡でないとプレイする気も起きなくなるゲームなので、この変更はかなり楽しみです。
それにしても今までパーソナルパフォーマンスというレートを計算する要素があったことに驚きです。
真面目にプレイしていれば報われるということですね。
日本のOWプレイヤーたち、シーズン8も頑張りましょう!