【科学的解析】タバコを吸っても歌は下手にならないが、声は出にくくなる

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煙草を吸うと、歌が下手になるのか?

長年の疑問を解消すべく、色々と調べてみることにしました。

そもそも何をもって歌が上手いと定義するのかが問題になります。

歌がうまいの定義はこちら

世界的に有名な歌手「ブルーノ・マーズ」が喫煙者なのは有名ですが、「サム・スミス」も自身の曲に1日に一箱たばこを開けてしまうといった歌詞がでてくることから、グラミー賞を受賞している歌手が喫煙者というのはまごうことなき事実です。

このことから、煙草を吸っても歌うことにおいては全く問題ないと断定してもよいと思います。

煙草ぐらいで潰れる喉の持ち主は、歌手になれないと言い換えてもいいかもしれません。

科学的に喫煙は喉に悪いことがわかっている

しかし、科学的には喫煙は喉に悪いことが分かっています。

喫煙すると、声帯の血管が収縮するので血行障害に繋がりますし、さらに低温やけどによって声帯がむくんだり、変形したりするのです。さらに乾燥も助長するので喉にとって最悪の環境を作り出します。

声帯がむくむと、発声時に正しい振動を行うことができなくなるので、声が枯れやすいそうです。

喫煙によって声が枯れやすい状況が作られるということは、喫煙は喉に悪いということが分かりますね。喉に悪いということは、歌いにくくなるということでもあります。

乾燥だけならまだ防げそうですが、血行障害や低温やけどによる声帯のむくみは喫煙ならではの悪影響ですね。

慢性的な咳

気管支が汚れていると、咳がでやすくなると言われています。

痰が絡みやすくなる

痰というと汚いイメージがありますが、煙草を吸うと痰が絡みやすくなるのは実は身体が正常に機能している証拠でもあります。

痰には、体内に入り込んできた異物であるほこりやウィルスを体外に排出する役割があるからです。煙草の煙には有害物質が含まれているから当然なんですね。

歌っている最中に痰が絡むケースなどよくあるのではないでしょうか。特に空気が悪いカラオケボックスなどで起こりやすいと思います。

息切れしやすくなる

喫煙者の息切れはCOPDのサインと言われていますから、煙草を吸って息切れしやすいという方は禁煙を考えたほうが身体の為にも良いと思います。

風邪を引きやすくなる

喉が乾燥すると、風邪を引きやすくなります。

喫煙者は酒飲みも多いのでアルコールによる喉への悪影響も懸念される

また喫煙者はお酒を飲む方も多いです。アルコールは利尿作用があるのでお酒を飲むと身体は脱水気味になり喉も乾燥します。

煙草とお酒は喉にとっては最悪のコンボということです…

喫煙者は独特なハスキーボイスになりやすい

このことから、喫煙者は独特なハスキーボイスな方が多いです。

日本で有名な歌手といえば徳永英明さん(現在は禁煙されているそうです)や、長渕さん(禁煙されているとのこと)などでしょうか。

煙草の影響を受けにくい体質の人もいる

逆に喫煙者でもハスキーボイスでないかたもたくさんいます。代表的な人といえば槇原敬之(現在も喫煙しているそう)さんです。


これには驚く方も多いと思います。

マッキーといえば透き通った高音のイメージがありますからね。男性ボーカルの中でもかなり音域が広い方ですから、声だけきいたら喫煙のイメージとは程遠いのではないでしょうか。

ただ、やはり喫煙者の方はハスキーボイスが多いと思います。マッキーなど特別な人も居るとして、その理由を考えてみましょう。

喫煙が喉に悪いのは、血行障害によって声帯がむくんだり、乾燥を引き起こすからです。そのデメリットさえ自己管理できれば、煙草を吸っても問題ないということ。

もともと喉が強い、煙草による悪影響を受けにくい体質のかたも当然居ると思います。

煙草を吸った後は必ず水を飲むようにするとか、湿度管理を徹底するとか、煙草の吸い方に気をつけるなど心がけてみてはいかがでしょうか。

どうしても煙草が辞められないなら

結論としては、煙草を吸うより、吸わないほうが喉には良い。

ただでさえ加齢にともなって声帯は変化するので、年を取れば取るほど声帯は萎縮していき、その隙間から息が漏れて掠れたような声になっていきます。

煙草を吸うことで、同じような状態を作り出してしまうと言えるでしょう。しかしその影響は極めて弱いと思います。世界的にみても喫煙者の歌手はたくさんいるからです。

もしもあなたが末永く歌いたいのであれば、喫煙は喉の寿命を縮めるといっても過言ではないので辞めたほうが良いでしょう。

最近ではアイコスやプルームテックなど、有害物質を除去した電子タバコもありますから、そういったものに切り替えるのも良いのではないでしょうか。

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