猫にサプリメントを飲ませたくても、与え方が分からないという人は多いと思います。
しかし、最近では獣医師が推奨するような猫用サプリメントが数多く発売されています。
今回は、私が実際に試してみて良いと思った猫用サプリを紹介します。足りない栄養素・成分が含まれているか確認してみてください。
私が実際に試した究極の猫用サプリメントはこれだ
私も実際に「ねこファイン」と「kokona(ここな)」と呼ばれるサプリメントを飼い猫に食べさせているので、興味がある方はご覧ください。
この2つのサプリメントは、猫が掛かるほとんどの病気を予防できるような原材料で構成されている素晴らしい猫用サプリメントです。
食べやすいように粉末状になっており、食いつきを良くするために猫の嗜好性の高い原材料が無添加で配合されています。
それをドライフードやウェットフードにふりかけて与えるだけです。食べない猫もいるかもしれませんが、根気強くあげていたら必ず食べてくれるようになります。
今までの食べ物からシフトするときに、警戒心を持つのは当たり前ですから、なるべくストレスを与えずに自然に少量からで良いので与えましょう。
サプリメントは与えてからすぐに効果がでるようなものではありません。必要な栄養素が足りていない場合や、口内炎などの小さな病状には効果的かもしれませんが、人間がサプリメントを飲む感覚と同じです。
一般的には20%ほど効果があると認知されていますが、与えないよりも、与えたほうが絶対に良いのは間違いありません。
どちらかというとねこファインのほうが食いつきは良かったのですが、うちの猫はkokonaも食べています。
本当に必要な栄養素を与えたい場合、人間が飲むのと同じようにサプリメントを与えようとする人がいますが、独断でやるよりもいちど動物病院の先生などに相談したほうが良いでしょう。
サプリメントではなくキャットフードの質をあげて対応する
また、サプリメントよりもまずはキャットフードの質をあげることを考えたほうが良いでしょう。
皆さんはキャットフードは何を与えていますか?もし市販の安いキャットフードをあげているのであれば、サプリメントよりもまずはキャットフードのグレードをあげることを考えてみて下さい。
私は最近大人気の「ねこはぐ」をあげています。カナガンキャットフードなども人気なので試してみましたが、高たんぱく質キャットフードなので、老猫には良くないと獣医師さんに言われてました。
逆に、若い猫ちゃんは絶対に高たんぱく質の食事のほうが良いです。
猫は完全肉食動物ですから、たんぱく質を分解する酵素が極めて高いため、常に分解されやすく足りなければすぐに不足してしまうのです。
たんぱく質が体内で不足した場合、筋肉や脂肪を分解してエネルギーを生成しなければなりません。
人間で言うと「食べないと痩せる」状態ですね。これが猫の場合はたんぱく質不足でも起こりうるというわけです。
特に安い市販のキャットフードは総合栄養食として機能していないことも多いです。主成分が炭水化物の穀物であったり、安くするために質の悪い肉が使われているためです。
逆にプレミアムフードは必要な栄養素は十分に賄えることがわかっています。獣医師やペット管理栄養士などが共同開発しているからですね。
じゃあサプリメントなんて必要なの?と思うかもしれませんが、キャットフードは全ての猫ちゃんに対して必要な栄養素を十分に摂取できるわけではありませんから、それをあくまでも補う形で与える必要があります。
たんぱく質を摂りすぎても良くない
猫ちゃんは肉食動物ですから良質なたんぱく質を摂らなければいけませんが、たんぱく質のとりすぎにも注意しなければいけません。
たんぱく質を摂りすぎると腎臓に負担が掛かります。特に高齢の猫はたんぱく質の摂取量に注意しなければなりませんから、高齢の猫ちゃんや腎臓病になってしまった猫ちゃんはなるべく低タンパク質かつ質のよいたんぱく質の食事を与えるようにしたほうが長生きできるでしょう。
育ち盛りの子猫や、若い成猫は高タンパク質・低炭水化物のキャットフードが理想的ですが、全年齢の猫に対応しているというわけではないのです。
栄養不足かと思っていたら、実はたんぱく質の摂り過ぎで体調不良になっているという可能性もあります。
何事も過ぎたるは及ばざるがごとしということです。